メタルボンド(ダイヤモンド、CBN)の特徴
粒度(#) | #50〜#1500 |
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結合度 | 各グレードで微調整可能です。N(標準) P(硬め) L(軟らかめ) |
集中度 | 標準 50〜150 |
形状 | 各種 |
メタルボンドは、合金で砥粒を焼結したもので、砥粒を強靭に保持するもので耐熱性や耐摩耗性にも優れ、長寿命で形状の維持性が高いボンドです。
主に荒工程で使用される事が多く、レジンやビトリファイドなどに比べると研削時の角ダレや形状崩れなどホイールの変形が比較的少ないのが特長です。
メタルボンドに適合するワークと工程
合成ダイヤモンド砥粒に適合するワーク
- 超硬合金
- セラミックス
- サーメット
- シリコン
- ガラス
- 石材
- コンクリート
- カーボン
- 陶磁器
- ダイヤモンド
- 多結晶焼結体
CBN砥粒砥粒に適合するワーク
- 炭素工具鋼(SK)
- 高速度鋼(ハイス、SKH)
- 合金工具鋼(SKC)
- クロム鋼(SCr)
- クロムモリブデン鋼(SCM)
- ニッケルクロム鋼(SNC)
- ニッケルクロムモリブデン鋼
- ステンレス鋼(SUS)
- 耐熱鋼(SUH)
- 高炭素クロム軸受鋼(SUJ)
メタルボンドホイールに適合する工程
工程 | 粗工程 | 中仕上げ | 仕上げ |
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適合性 | ◎ | ◎ | △ |
※集中度、結合度によっても性能は大きく変わります。
研磨対象のワークのほか、現在ご利用の研磨環境についてお聞かせください。おすすめの研削ホイール構成をご提案させていただきます。お問い合わせはお電話、お問い合わせフォームなどご都合のよろしい方法をご利用ください。